朝から晩まで!?国王陛下の甘い束縛命令
ぎゅっと強く抱きしめられる。その瞬間ホッとして、こわばっていた全身から力が抜けた。涙腺まで緩んでしまったようで、ぽろりと涙が零れた。
ああ、私、怖かったんだ。震える体を、エドガーが支えてくれる。
「エドガー……」
どうして助けてくれたの。私はあなたを殺そうとしたのよ。
「何も怖がらなくていい。俺が傍にいる」
人目もはばからず、座ったままで私を抱きしめ続けるエドガーの声が優しすぎて。またぽろぽろと、涙が零れた。
「び、びっくりした……」
「俺も驚いた」
「怖かった。ご、ごめんなさい怖いだなんて」
人を殺そうとしておいて、自分が死にそうになったのがこんなに怖いなんて。
「謝らなくていい」
優しく髪を撫でられると、全てを許されたような気がした。
親衛隊がシャンデリアの片付けと、安全確認をしだす。招待客は順番に外に誘導されていった。
エドガーは私が落ち着くまでずっと、抱きしめてくれていた。