ただの幼なじみ、だったのに…!?
「お前はすぐケチャップやらクリームやら口につけるんだから。」

「ご、ごめん…。」

「まぁ、俺が隣にいるからいいけどさ笑」


そのしぐさは、比べちゃいけないけど先輩よりも自然で

でもその時はすごくドキドキした。


「またゆらのとこ行ってたのかって言われるから、これ食ったら帰るかな、めんどくさいけど。」

「めんどくさいって、家すぐそこじゃん。」

「すぐそこだからめんどくさいんだろーが。」

「そーゆーもんなの?」


私が首をかしげると

鈍い奴だなぁ、と悠は笑った。
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