ただの幼なじみ、だったのに…!?
「…嘘、でしょ…?」


思った以上に私の声が大きかったのか

それとも声が聞こえるくらいに接近していることに気づいてなかったのか。

悠が後ろを振り返って

私と目が合った。


「あれ、ゆら?」

「…って。」

「ん?」

「用事って、雛子ちゃんとだったんだ。」


2人はいとこ同士で

そりゃあ仲良くてもおかしくなくて

悠は別に私のものでも私の彼氏でもなくて。

そんなことわかってるのに

この時の私は、もう何も考えられなかった。
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