ただの幼なじみ、だったのに…!?
「…俺は、ゆらが好きだよ。」


今まで何度、そう思っただろう。

小学校の時も、中学校の時も。

ゆらは、俺が誰かにとられないか心配しているみたいだけど

心配なのは実は俺のほうで。

本人は気づいていないんだろうけど、俺はずっとゆらが誰かの隣に行ってしまわないように

無意識にゆらのことを繋ぎとめていたんだと思う。


「…なんで、言えねぇんだろーな。」


こいつが起きているときに

たった4文字を伝えるだけなのに。


[悠side end]


< 284 / 519 >

この作品をシェア

pagetop