未知の世界5
「ところでどう?新しい子。昨日は大変だったみたいだけど。」
と早川先生は、何気に私を気にしてくれている。
『はい。昨日、彼女の施設にも行ってきました…。』
「…行ってきて、どうだったんだ?」
と幸治さん。
『着くまで彼女を探すのに必死で、全く気づかなかったんですが…。』
「何に?」
と進藤先生。
『彼女の施設、私のいたところでした。』
カチャッ
その瞬間、3人が箸を同時に落とした。
今3人とも、すごく心配そうな顔をしてる。
そう思うと、自分の表情。見られたくなくて、顔を上げられなかった。
気がすすまない食事だけど、口にいっぱいおかずを詰め込んだ。