冷徹ドクター 秘密の独占愛


「あっ、でも、急いでたし、もしかしたら勘違いかもしれないですし」

「確認したんだろ?」

「それは……」

「ちょうどいい。この後、警察に寄っていこうと思ってた。そのことも話した方がいい」


「はい」と返事をしながら、さっきから気分が優れなかった。

家がバレていることは、何となく、もしかしたらという感じで予感していた。

だけど、まさか干していた洗濯物を持って行かれたなんて考えたくもなかった。


うちは一階の部屋じゃない。

となると、二階までどこかからよじ登ってベランダに侵入したことになる。

それを考えただけでゾッとする。


「部屋の中には何か変化があったのか」

「えっ……部屋の、中?」

「同じように何か無くなっていたとか」

「それって、まさか部屋の中にまで入られてるかもしれない……って、そういうことですか?」

「百パーないとは言い切れないだろ」

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