召喚魔法失敗しました!?
あの一瞬で何が起こったの……?
すると羽を羽ばたかせる音を耳が捉えた。
はっと後ろを振り返るとウィリーがそこにいた。
ほっとして近づこうとしたけど、何か様子がおかしい。
ぎゅっと胸を掴んで心配しながらウィリーを見つめた。
「ウィリー……?」
ゆっくりと私に近づいてくる。
いつもなら安心するのに、なぜかウィリーが怖い。
一歩、また一歩と後ずさるけどウィリーはあっという間に私の横へ。
『邪魔者は失せろ』
「――え」
ギロッと睨む真っ赤に染まったその目はウィリーの目じゃない。
恐怖で体が動かなくなった。