召喚魔法失敗しました!?
反応しない。
何も返さない。
それが最善。
一定の時間が過ぎれば、ただの嫌われ者という存在に落ち着いて飽きたおもちゃのように皆は私に見向きもしなくなる。
第一歯向かった所で、言われたことは全て事実。
反論することさえ私にはできない。
だって私は……
「何の騒ぎだっ!!」
唐突に響いたその声に教室にいた誰もが肩を竦めた。
開かれた教室の扉から突然現れたのは、生徒指導のセパヘル先生だった。
この学校一生徒から恐れられている存在が、急に現れてただキョトンとするしかできない。
教室なんかに顔を出す先生じゃないのに……なんで?
この時間はいつも生徒玄関でガミガミと、遅刻しそうな生徒を叱りつけているはずなのに。