召喚魔法失敗しました!?


*****

そんな困った奴は別な所でも私を困らせることになる。


実技の魔法演習でも、今までは全くできなくて追試まみれだったのにウィリーのせいで完璧にできるようになってしまった。



「リーシェさんあなたやればできるじゃない!これだったら応用だって簡単にできるようになるわよ」



習いたての氷魔法が一発で出来てしまった私を見て、嬉しそうに微笑みながら私を褒める先生。


クラスに浸透してきた存在のせいで、クラスメイトさえも私の力を見ておお……とざわめく。


先生、違うの。


これ実力じゃないの。


この肩にいる悪魔のせいなの。


勝ち誇った顔で私を見つめるウィリーを、睨むけど誰も気づく事はない。


こんな魔法私には使いこなせっこないよ……


先生が一番知ってるはずなのに。


追試常習犯の私が、こんな簡単に魔法を使うことに先生は疑問を抱くこともないの?


なんて言えるわけもなく、顔を引きつらせながらどうもとお礼を述べるしかできない。



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