召喚魔法失敗しました!?
ニヤリと笑ったウィリーはどこか楽しそう。
こいつからかってる完全に。
額を抑えていた手をゆっくりと戻し、呆れた顔でウィリーを見る。
「これ以上もう何もしなくていいから」
『俺は命令ではないなら従わない』
「命令にも従ってないくせに」
『一体なんのことかサッパリだ』
シュッとまたカラスの姿に戻ったウィリーは、私の肩へ留まる。
本当に困った奴なんだから……
これ以上自由にさせておくと何をしてくれるか分からない。
契約してる以上、ここは私が主としてウィリーの行動を制御しなきゃ。
でも命令しても聞かないウィリーに、何を言っても無駄っていうことを考えてなかった。