お前の隣は俺だから。
私は静かに頷いた
よく人のこと見てるんだよね、薫って。
って…そんなことに感心してる場合じゃない!
「薫…ありがと。」
「おう。にしても…広すぎねぇ?
お前よくこんなとこ、1人で探そうとしたな
見つけんのすげぇ大変だぞ…。」
そうだよね…
こけたところ周辺って言ってもあんな小さなもの、誰がどう蹴ってどんな風に動いてるのか全然予測できないし。
だいたい、ここに絶対あるなんて確証どこにもない。
もう見つからないのかなぁ……
そんなことを考えてたら、薫の手がポンと頭に降ってきた
「わりぃ。見つかる……
てか、見つける。
俺がなんとかしてやる。
だから、心配すんな。そんな顔すんな」
いつだってそうだ。
薫はこうやって私のピンチを助けてくれる