お前の隣は俺だから。



私たちは懸命に探しはじめた



にしても……見つけにくい。


まず物がたくさんありすぎて、それを寄せるところから始めないといけないし…



これほんとに見つかるかな…



そう思ってた矢先…



____ガチャン



何か物音がして、人が去って行く足音が聞こえた




「なんだ?今の…」

「なんだろう…??」



少しの間があいたのち、薫が腕時計を確認して、大きな声を出した


「やべぇっ!!」



その瞬間、バッと倉庫の電気が消えた



えっ!!!

なに!?あ……もしかして……



「やっちまった…。22時半で消灯戸締りだ。


芽依…お前携帯は?」



「急いで出てきちゃったから……

持ってない。


…………薫は??」



「俺も」



ってことは……………



やだやだやだ。考えたくない。


っていうか、光が入ってくるのも、倉庫につけられた小さな窓からのみだし、


なんか、こわい……



しかも、ここ、海沿いってだけに夜風が冷たくてすっごい寒い。





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