空と君とダイヤモンドと
「イルミネーション見よう」
ワカが手を繋いであたしを連れてってくれる。
「気づいたらもう暗くなってきたねー」
「な。そろそろ綺麗に見える時間じゃないかな」
ワカと一緒にいるのが楽しくて
いつの間にか時間が過ぎていた。
「早いねー。時間過ぎるの」
「楽しいとあっという間だもんな」
ワカもあたしといることが楽しいと思ってくれてるようで嬉しくなる。
そりゃ、ワカはあたしが好きだって言ってくれていたから
楽しいのだろうとは思う。
でも、こうして口にしてもらえると本当に実感ができるから。
「こうして今日も過ぎていくんだねぇ」
「…早すぎるな」
ワカがまたさっきのような笑顔になる。
「ワカ?」
「ん?」
「なんか今日たまーに元気ないよね?」
「そんなことないよ」
また柔らかい顔に戻る。
この顔の裏で何を思ってるかなんて。
あたしには分からなかった。
ワカが手を繋いであたしを連れてってくれる。
「気づいたらもう暗くなってきたねー」
「な。そろそろ綺麗に見える時間じゃないかな」
ワカと一緒にいるのが楽しくて
いつの間にか時間が過ぎていた。
「早いねー。時間過ぎるの」
「楽しいとあっという間だもんな」
ワカもあたしといることが楽しいと思ってくれてるようで嬉しくなる。
そりゃ、ワカはあたしが好きだって言ってくれていたから
楽しいのだろうとは思う。
でも、こうして口にしてもらえると本当に実感ができるから。
「こうして今日も過ぎていくんだねぇ」
「…早すぎるな」
ワカがまたさっきのような笑顔になる。
「ワカ?」
「ん?」
「なんか今日たまーに元気ないよね?」
「そんなことないよ」
また柔らかい顔に戻る。
この顔の裏で何を思ってるかなんて。
あたしには分からなかった。