浅葱色の記憶
記憶
新選組の事を考えない日はない

変わってしまった歴史を確かめる為
退院して引き取られた施設から
図書館に行く


中山さんの言っていた通り

四国屋から土方さんらが駆けつけた頃
すでに手遅れになっていて
池田屋は制圧出来ず
新選組が終わったとあった




新選組に帰りたい





その事だけが頭から離れなかった

この土日が終わったら、学校



その前に道場に行きたいとお願いした



久しぶりにサラシを巻き
道着に着替える


久しぶりに体を動かしたが
不思議と鈍ってない


帰り道


施設の反対方向


私が飛び降りた歩道橋へ行く




ここから始まったんだ







目を閉じ、新選組を思う



ここより、新選組で暮らしたい



私は、決心した






歴史を元通りにする!














< 118 / 171 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop