私たちの、歪な関係



あ…帰り……

隼に言わなきゃ…


………………隼には白木さんがいるから大丈夫かな?


って、何弱気になってるの私…。



「意気地無し」


ぼうっと廊下を歩いていると、誰かに耳打ちされた。



「!?」


慌てて前を向くと走り去っていく白木さんの背中。



"意気地無し"



わかってるよ、そんなの自分が一番。

















英語の授業は、怒られなくてすんだ。

















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