「王女さまは男のコ?!〜両刀使いの執事は××〜
「それは素敵なご提案ですね。どうぞよろしくお願いします。」

俺は、ぱ〜っッと視界が開けるのを感じた。

やはり

そうか!

だよな、俺の美貌は凛々しさは雄々しさはこんな子供にも伝わるに違いないし

俺がこれほど興味を示すことなんかないんだから、それだけで光栄に思ってほしいくらいなんだからな

とにかく、これは友人として言うんであって、お前は自分の可愛さを自覚すべきだ

12歳にしてその可愛さだとこれから大人になっていくのにどれほど危険な目にあうかわからないぞ?

いいか、俺が守ってやる

安心して・・・

「キルクーク王子?」

俺はカッと目を見開いた。

「あ、あれ?ローレルは?」

「先ほど、面前失礼しますとご挨拶なさってたじゃないですか。」

「え・・ええ?だって、俺と友に・・」

「王子、12歳の子供にどんなおつもりかは察しかねますが・・・社交辞令ですよ。」
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