「王女さまは男のコ?!〜両刀使いの執事は××〜
カインはため息混じりに目を伏せた。

「まさか、と思いますが・・ローレル王子のことをお気に召したりとか・・していませんよね?」

「お、おま・・お気に召したって、何言って・・そんなわけ、そんなわけがないだろう。あんな12歳の乳臭い子供のことを・・俺がお気に召すわけないだろっ。」

あー気に入ったって言ったらどんな女だってすぐに手に入る・・。

ローレルも俺の国の人間なら・・迷わず・・・

って、何考えてんだ。

あれは男だ男のガキだ!

「王子、正気に戻って下さい。とりあえず、もしかしますと欲求不満でいらっしゃるのでは?」

欲求不満・・・?

いや、昨夜も女を抱いたし、そんなことはないと思うが・・。

けど、そうか、そうなのかもな。

ローレルみたいなガキに欲情させられてるのは、きっと俺自身の鬱憤が溜まってるからだ。
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