どうも、うちの殺人鬼(カノジョ)がお世話になってます。

だとしたら俺と同じだ。

皆金目当てで集ってきて、ろくに友達と呼べる奴がいない。

せいぜい蝶野くらいだ。


……よし。







「決めた。こいつにする」







「「「はぁ?!」」」


当然ながら、施設長と蝶野と真吹が驚く。

開いた口が塞がらないといった感じだ。

まぁそうだよな。

やめとけと言われたのにそいつにしたんだから。


「あ、あの、失礼ながら唐沢様?私の話は耳に入っていましたでしょうか??!」


施設長がわたわたしながら身を乗り出す。

でも、俺の意思は変わらない。


「あぁ、聞いてたさ。だからこいつにするんだ」
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