どうも、うちの殺人鬼(カノジョ)がお世話になってます。

可愛くて、面白い。

食事だけでこんなに喜ぶとは。


「あ、そうだ、時流様」


先に食事を終えた蝶野が椅子を引いて立つ。


「なんだ?蝶野」


彼は恭しく頭を下げ、申し訳なさそうな顔をした。


「私、今夜少々私用が出来まして、外出許可を頂けないでしょうか」

「あぁ、構わんぞ」


こいつは他人である俺によく尽くしてくれてるからな。

たまには休暇でもあげた方がいいだろ。


「じゃ、私もお出かけして良いですかー?」


真吹が便乗して手を挙げた。


「じゃってなんだ真吹!!……まぁ良いが」


こいつもなんだかんだで毎日美味い飯を作ってくれてる。

俺からも礼に休暇をやるか。

少しなら、俺と市木でもどうにかなるだろ。

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