どうも、うちの殺人鬼(カノジョ)がお世話になってます。


いやいや、下心は一切無い。

これはただの確認だ。

誰がなんと言おうと。

うん。

これは雇い主が使用人の容態をチェックしに行くだけの行為。

決して覗きなんて下劣な事ではないのだ……

そっと脱衣場の籠を見る。

……服が一着も入ってない?

まさか!

やましい気持ちをぐっと抑え、浴室のドアをゆっくり、そろりと開けた。

湯気の向こうに見えたのは……


「だあああああぁぁぁぁぁーーーっ!!!」


濡れて透けたワンピース姿の市木だった。

あろう事か、市木は服を着たままシャワーを浴びていたのだ。


「?」


市木はシャワーを出したまま、俺の方を振り返った。

ハーフアップにされてた髪もそのままだ。
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