たとえ君が私の記憶をなくしても

「どうしてみんなの近くにいちゃだめなの?」


私の近くのいた人はみんな不幸になったから


お父さんは俺に近づくなといったから


でもそんなことは他人には言えない


「何度も言いますがあなたには関係ありません。」


「関係なくなんかないよ。クラスメイトになったんだから。」



もう思い出したくない


話したくもない


皆が私の前で死んでいく姿


辛い、思い出したくない、また、この人達も私のせいで不幸にしてしまったらどうしよう


そんな感情が私の心の中で渦まく


「私、帰ります。」
< 21 / 39 >

この作品をシェア

pagetop