一途な御曹司は、ウブなお見合い相手を新妻にしたい
海斗に話したい。今のモヤモヤした気持ちを聞いて欲しい。……南さんにとっても、幼なじみである笹本さんは同じ存在なのかな?
「ねぇ、海斗……」
「ん? なんだよ」
ぶっきらぼうな言葉なのに、優しい声色で聞く体勢に入る海斗。
そんな彼に堪らず尋ねてしまった。
「海斗は私のこと、どう思っている?」
「…………は?」
突拍子もない質問に、彼は随分と間抜けな顔をした。
「なに言ってるんだよ、急に」
「バカバカしい」とはぐらかす海斗に、思わず声を荒げてしまった。
「お願い、ちゃんと答えて! ……小さい頃からずっと一緒にいて、海斗は私のこと、どう思っている?」
「どうって……」
切羽詰った状態の私に、海斗は目を白黒させた。けれどすぐに真剣な面持ちを見せた。
「どうもこうも、俺にとって美弥は昔から大切な友達で、家族みたいな存在だよ。……それはお前も同じだろ?」
なにも見透かしたかのような瞳を向かられ、やっと我に返った。
「そう、だよね……ごめん、急に変なこと聞いちゃって」
「ハハッ」と力ない声で笑うと、海斗は私の隣の席に腰を下ろし、私にも椅子に座れと手で合図を送ってきた。
「ねぇ、海斗……」
「ん? なんだよ」
ぶっきらぼうな言葉なのに、優しい声色で聞く体勢に入る海斗。
そんな彼に堪らず尋ねてしまった。
「海斗は私のこと、どう思っている?」
「…………は?」
突拍子もない質問に、彼は随分と間抜けな顔をした。
「なに言ってるんだよ、急に」
「バカバカしい」とはぐらかす海斗に、思わず声を荒げてしまった。
「お願い、ちゃんと答えて! ……小さい頃からずっと一緒にいて、海斗は私のこと、どう思っている?」
「どうって……」
切羽詰った状態の私に、海斗は目を白黒させた。けれどすぐに真剣な面持ちを見せた。
「どうもこうも、俺にとって美弥は昔から大切な友達で、家族みたいな存在だよ。……それはお前も同じだろ?」
なにも見透かしたかのような瞳を向かられ、やっと我に返った。
「そう、だよね……ごめん、急に変なこと聞いちゃって」
「ハハッ」と力ない声で笑うと、海斗は私の隣の席に腰を下ろし、私にも椅子に座れと手で合図を送ってきた。