一途な御曹司は、ウブなお見合い相手を新妻にしたい
嬉しくて涙が零れ落ちてしまう。
すると南さんの指は唇から目元へ移動し、零れる涙を優しく拭ってくれた。
「信じてくれた……? 僕の気持ち」
何度も頷くと南さんはホッとしたように口元を緩めた。
「よかった。じゃあ後は早く泣き止んでくれないかな? ミャーの泣き顔も可愛いから困るんだ。……水谷さんに結婚前にキスしようとしてすみませんって謝った意味がなくなっちゃう」
それって……。
南さんが話す意味が理解できてしまい、また顔中が熱くなってしまった。
すると彼は困ったように微笑んだ。
「それにまだミャーにちゃんと好きになってもらえていないしね。……ごめんね、こんなことして」
そう言うと南さんはゆっくりと私の上から退いて、私の身体を起こしてくれた。
「珈琲冷めちゃったね。淹れ直してくるね」
「あっ……」
南さんはテーブルの上のカップをふたつ手に取り、キッチンへと行ってしまった。
思わず声を上げてしまい、彼の背中を見つめてしまう。
すると南さんの指は唇から目元へ移動し、零れる涙を優しく拭ってくれた。
「信じてくれた……? 僕の気持ち」
何度も頷くと南さんはホッとしたように口元を緩めた。
「よかった。じゃあ後は早く泣き止んでくれないかな? ミャーの泣き顔も可愛いから困るんだ。……水谷さんに結婚前にキスしようとしてすみませんって謝った意味がなくなっちゃう」
それって……。
南さんが話す意味が理解できてしまい、また顔中が熱くなってしまった。
すると彼は困ったように微笑んだ。
「それにまだミャーにちゃんと好きになってもらえていないしね。……ごめんね、こんなことして」
そう言うと南さんはゆっくりと私の上から退いて、私の身体を起こしてくれた。
「珈琲冷めちゃったね。淹れ直してくるね」
「あっ……」
南さんはテーブルの上のカップをふたつ手に取り、キッチンへと行ってしまった。
思わず声を上げてしまい、彼の背中を見つめてしまう。