time~元暴走族豊×キャバ嬢カナ~
久しぶりに外へと出たあたしはやっぱり空が薄暗くなってからのほうが安心できて、家の中で少し時間を潰していた。
もう、暗闇を好む必要はないはずなのに……
あたしの体は日を浴びる事を望まない。
店の扉を開け中へ進むと、ボーイが首をかしげるようにあたしを見つめてる。
鍵を返しにきた。なんていちいち説明をするのは面倒くさくて、挨拶もせずに奥へと足を進める。
すると、誰かが店長を呼んだのか、あたしの前にタイミングよく店長が現われた。
「どうした?」
「鍵を返すの忘れてて。」
「あぁ。」
いつも笑顔を絶やさず、ぴしっとしている店長が、今日はなんだかダルそうに見える。
「遅くなってしまって申し訳ありません。」
「新しい子が決まらないし、別に大丈夫だ。」
「そうですか……。それでは。」
やはり、この空間は独特の雰囲気で、もう辞めたとわかっていても重たい空気が圧し掛かってくるみたいだ。
あたしは一秒でも早くこの場から立ち去りたかったのに……
足を動かした瞬間、店長に呼び止められてしまう。
「ゆめか。少しいいか?」
良くはない。
でも、用事があるわけでもないあたしは咄嗟の言い訳が思いつかなくてコクリと頷いてしまった。
もう、暗闇を好む必要はないはずなのに……
あたしの体は日を浴びる事を望まない。
店の扉を開け中へ進むと、ボーイが首をかしげるようにあたしを見つめてる。
鍵を返しにきた。なんていちいち説明をするのは面倒くさくて、挨拶もせずに奥へと足を進める。
すると、誰かが店長を呼んだのか、あたしの前にタイミングよく店長が現われた。
「どうした?」
「鍵を返すの忘れてて。」
「あぁ。」
いつも笑顔を絶やさず、ぴしっとしている店長が、今日はなんだかダルそうに見える。
「遅くなってしまって申し訳ありません。」
「新しい子が決まらないし、別に大丈夫だ。」
「そうですか……。それでは。」
やはり、この空間は独特の雰囲気で、もう辞めたとわかっていても重たい空気が圧し掛かってくるみたいだ。
あたしは一秒でも早くこの場から立ち去りたかったのに……
足を動かした瞬間、店長に呼び止められてしまう。
「ゆめか。少しいいか?」
良くはない。
でも、用事があるわけでもないあたしは咄嗟の言い訳が思いつかなくてコクリと頷いてしまった。