神にそむいても


っていうか。
マジで、そもそもここはどこなんだろうか。

夢なんだろうか。
現実なんだろうか。

いや、リアルではありえないよな。

だって、みんないないんだもん。
……智も。

でも、夢だって言っても、
こんなにリアリティのある夢はこわい。ひどく心細い。

せめて、智が一緒にいてくれたなら夢だってこわくないのに。


いつのまにか赤の他人以上に遠い存在だと感じていた智だけど、
こんな時にはやっぱり智が一緒にいないことがどれだけ私にとって恐怖なのかを実感してしまう。


「とりあえず、今日は夜まで特別にすることはないから、ねえお話しましょうよ。
 あなたのこと色々お聞きしたいわ」

「はぁ……」

そう言って私を部屋へと導いて向かい合わせに座る。

昔の人ってみんな正座してるのかと思ったけど、
彼女、スカートみたいなのでよく見えないけど、多分片膝を立てて座ってるっぽい。

行儀悪いのかなぁ?

でも、それだったら、うたさんが指摘しそうなもんだけど。
彼女が特に怒ってないところを見ると、これもアリなのか?

まぁラクだしね~。
私も正座は苦手だし。

とりあえず、さすがに私はそんな座り方をするのも悪いなぁと思い、横座り。




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