初恋の幼馴染み~彼がホストになっていたら~
まだまだ純の軽快なトークは機関銃のように続いていく。


「今日の寿司美味しかったやろ~?」


「そうだね。あんな美味しいお店あるんだね~。」


「響音?今日は何を握りましょうっ!!」


「もう私の手を握ってるじゃーん」


「握手したらCDいっぱい買わされるぅぅぅ……
俺はアイドルオタクちゃうわっ!!」


「フフフ……今日の夜も一緒にデートしようね?」


「わかってるで。約束やもんな?」



今、響音がデートと言った。


友梨が今日の二人のデートコース、そしてまだまだ二人で一緒にいる事を知ると、涙が頬を伝ってくる。


響音さんとカラオケに行って…………


お寿司を食べたんだね…………


バイト中に聞こえた響音さんが純を狙ってるって話…………


デートしたって話…………


本当に恋人になったってことなんだね…………




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