サムライ君とメガネちゃん
名前と、出身地等が記されている
眼を皿のようにして、書かれた字を追う
昔の書体の上、所々破れかけているので、
なかなか読めない
さすがの歴女も、お手上げのようだ
「おじいさん、これは…」
たまりかねて、ミハルちゃんが説明を求め
る
「おお、今の人にはちょっと難しすぎるか
のう…ええと…」
「…日高六郎、…村出身…
平 熊三郎、…村出身…」
老神主が名簿の字を追う
「…法寺…、…之進?かな?……村出身…」
あった。テツ君だ。
ここにいたのだ、彼は…
「ちょっと、お待ちなされ」
老神主は奥の部屋に引っ込み、また別の古
めかしい箱を持って現れる
「ここにおった若いおさむらいさんたち
の、手記のようなものじゃ
眼を皿のようにして、書かれた字を追う
昔の書体の上、所々破れかけているので、
なかなか読めない
さすがの歴女も、お手上げのようだ
「おじいさん、これは…」
たまりかねて、ミハルちゃんが説明を求め
る
「おお、今の人にはちょっと難しすぎるか
のう…ええと…」
「…日高六郎、…村出身…
平 熊三郎、…村出身…」
老神主が名簿の字を追う
「…法寺…、…之進?かな?……村出身…」
あった。テツ君だ。
ここにいたのだ、彼は…
「ちょっと、お待ちなされ」
老神主は奥の部屋に引っ込み、また別の古
めかしい箱を持って現れる
「ここにおった若いおさむらいさんたち
の、手記のようなものじゃ