生存税


「グレン、外の空気を吸ってきても良い?」


「良いよ。でも、何かあったら、すぐに叫んでね。僕が助けに行くから。」


僕には、やっぱりやらなきゃいけないことがある。駄目もとかも知れないけど、行動しなければ進まない。

グレンとアラン、それからこの町で生きている人はこのまま一生囚われの身で生きるのはおかしい。



それは、みんな思っているはずだ。




ガチャ..。


古びたドアを開けると、一面草原で、こんなにも良い街なのに。
どうして、良い街をぶち壊すような法がるのか。


良い街は、良い街のままでないと。




隼は、ズボンのポケットからスマホを取り出した。
キーパッドを選択し、三ケタの数字を押す。


「やっぱり、僕にできることはこれくらいしかない。」

110番にコールを掛けた。例え信じてもらえなくても、やることだけはやっておきたいから。



電話が繋がり、隼が口を開く。



そんな時だった....。


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