青空の下で

「み、岬君?!」



「おう!!早かったな」



「岬君、部活じゃないの?」



教室で春樹君が岬は部活だからこれねぇんだって残念がっていたような気がしたけど……



「今日は昼までだったから」



「そうなんだ」



迎えの人が岬君だったせいで、私の緊張は最高潮になる。



緊張しすぎて私は会場に着くまで喋りっぱなし。



お喋りな子だって思われたかな。



学校ではめったに男の子と話すことはないのに、岬君には不思議と沢山話せる。



岬君のサッカーの話もすごく楽しかったし、何よりサッカーの話をする岬君の瞳はキラキラしていた。


この照り付ける太陽のせいだろうか?



話に夢中になって気づかなかったけど、いつの間にか私の荷物を自転車の取っ手にかけ、持ってくれていた。



そのことに気づいてからは岬君と目が合う度、照れくさくなってしまう。

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