私に触れて、そして殺して
それからの私は毎日三吉さんの部屋で
家事を済ませ、三吉さんが帰って来るのを待つ毎日を過ごしていた
三吉さんは仕事が終わると
必ずまっすぐ帰って来てくれ
私の手料理を美味しそうに食べてくれる
『お付き合いとか、ないんですか?』
「無いわけじゃないけど、あまりそういう場は好きじゃないんだ。参加しないといけない時だけ参加するようにしてる…それに、今は福原さんが待っててくれるのが嬉しくて…」
ごめん、と顔を背けた三吉さん
とても嬉しい言葉に私もです、と言いたくなる
三吉さんの知り合いだという弁護士さんは
とても親身になってくれた
会うときは必ず三吉さんも一緒で
三吉さんが仕事の時は
アパートの目の前にあるカフェで待ち合わせをし、弁護士さんは必ず女性の助手の人を同席させてくれた