音を紡ぐ
「病気だからって諦めては欲しくない。そりゃ、夢なんて叶わないのかもしれないし、その可能性の方が大きい。でもそれは皆同じだと俺は思う。皆何かしら壁はあって日々こうだったらいいのになーって思ってると思う。俺もそうだし。」
「斗季にもあるの?邪魔になってる壁。」
「そりゃあるよ!俺の夢は前に言った通り、プロになって音を紡ぐことだって言ったでしょ?でも、親はプロになることを応援してくれない。売れなければ生活出来ないし、大きなリスクがある。だから、俺の場合は親が壁だな。」
そう言って悲しそうに笑う斗季。
「そうなんだ。」
「でも俺は諦めないよ。簡単に諦められるほど軽く考えてないから。有紗だって、本当はそうでしょ?病気っていう壁を考えなければ、やりたいって溢れてくるでしょ?」
病気のことを考えないで、夢のことを考える。
自分があの大きなステージで、たくさんのファンを前に歌うーーーーーー。
歌いたい、届けたい!!
私の音をたくさん重ねて、重ねて。
大好きな仲間と一緒にステージに立つ。
「斗季にもあるの?邪魔になってる壁。」
「そりゃあるよ!俺の夢は前に言った通り、プロになって音を紡ぐことだって言ったでしょ?でも、親はプロになることを応援してくれない。売れなければ生活出来ないし、大きなリスクがある。だから、俺の場合は親が壁だな。」
そう言って悲しそうに笑う斗季。
「そうなんだ。」
「でも俺は諦めないよ。簡単に諦められるほど軽く考えてないから。有紗だって、本当はそうでしょ?病気っていう壁を考えなければ、やりたいって溢れてくるでしょ?」
病気のことを考えないで、夢のことを考える。
自分があの大きなステージで、たくさんのファンを前に歌うーーーーーー。
歌いたい、届けたい!!
私の音をたくさん重ねて、重ねて。
大好きな仲間と一緒にステージに立つ。