冷血部長のとろ甘な愛情
大皿に盛られている刺身をいくつか取り皿に移し、まずはマグロから食べようと口に開ける。
マグロを口に入れて、チラッと横目で見ると案の定ずっと見ていた目と合う。
何なのよ。
見られていると美味しいものも美味しく感じなくなってしまう。せめて私から視線をはずしてくれないかな。
「部長も食べます?」と、言ってはみるものの元々ここに部長が座っていたわけではないから、箸がない。
部長は真ん中の主役席にいたのに、歓迎会が始まって一時間経過した今、ここに移動してきた。
私は離れたテーブルの端から二番目に座っていて、隣である一番端には坂本くんが座っていた。坂本くんが席を外した隙になぜかここに来ていた。
この人が隣では味わうことも出来ないと思い、空いている席に移動しようともしたけど、腕を掴まれて阻止されて「ここにいろ」と言われた。
「お手洗いに行きたい」と訴えたが、「行かなくていい」と無茶なことを言われる始末。
トイレは部長から離れるための口実だったから、どうしても行きたかったわけではないが、どうにかしてここから離れたい。
マグロを口に入れて、チラッと横目で見ると案の定ずっと見ていた目と合う。
何なのよ。
見られていると美味しいものも美味しく感じなくなってしまう。せめて私から視線をはずしてくれないかな。
「部長も食べます?」と、言ってはみるものの元々ここに部長が座っていたわけではないから、箸がない。
部長は真ん中の主役席にいたのに、歓迎会が始まって一時間経過した今、ここに移動してきた。
私は離れたテーブルの端から二番目に座っていて、隣である一番端には坂本くんが座っていた。坂本くんが席を外した隙になぜかここに来ていた。
この人が隣では味わうことも出来ないと思い、空いている席に移動しようともしたけど、腕を掴まれて阻止されて「ここにいろ」と言われた。
「お手洗いに行きたい」と訴えたが、「行かなくていい」と無茶なことを言われる始末。
トイレは部長から離れるための口実だったから、どうしても行きたかったわけではないが、どうにかしてここから離れたい。