EGOIST
「………」
「………」
「………」
「………」
「ロイヤルストレートフラッシュ。私の勝ちですね」
そう、自身のカードを見せて勝利を宣言したのはエレンで、3人の客も、ディーラーも、開いた口が塞がらないようだった。
エレンの前に積まれたコインの山は誰よりも多い。
その状態を冷静に眺めているのはダンテだけだった。
「そんな、有り得ない」
「そうでしょうね。皆さんでグルになってイカサマやっていれば、この結果に納得し辛いでしょうね」
さらり、と。
エレンがそんなことを言って、男達、そしてディーラーの顔色が変わった。
「まったく、惨いことをする。貴方方4人で寄ってたかって1人の何も知らない客を袋叩きにして巻き上げるなんて」
クスリ、とエレンは小さく笑った。
「しかし、案外運だけでどうにかなるものですね」
「ンなわけあるか。テメェ、イカサマ使いやがったな」
ガタガタと、男たちが一斉に立ち上がる。
その様子をエレンは静かに見ていた。
その手は懐に伸びる。
だが、男達はそれ以上動かない。
正確には動けないのだ。
腕と首に何かが巻き付き、圧迫しているのだ。
何が起こっているのか理解できない彼らの視界に、照明に照らされ、何か細い物が見えた。
それはまるで銀色のワイヤーのようなもので、それはそれまで黙ってエレンの後ろに立っていた男へとつながっている。
「………」
「………」
「………」
「ロイヤルストレートフラッシュ。私の勝ちですね」
そう、自身のカードを見せて勝利を宣言したのはエレンで、3人の客も、ディーラーも、開いた口が塞がらないようだった。
エレンの前に積まれたコインの山は誰よりも多い。
その状態を冷静に眺めているのはダンテだけだった。
「そんな、有り得ない」
「そうでしょうね。皆さんでグルになってイカサマやっていれば、この結果に納得し辛いでしょうね」
さらり、と。
エレンがそんなことを言って、男達、そしてディーラーの顔色が変わった。
「まったく、惨いことをする。貴方方4人で寄ってたかって1人の何も知らない客を袋叩きにして巻き上げるなんて」
クスリ、とエレンは小さく笑った。
「しかし、案外運だけでどうにかなるものですね」
「ンなわけあるか。テメェ、イカサマ使いやがったな」
ガタガタと、男たちが一斉に立ち上がる。
その様子をエレンは静かに見ていた。
その手は懐に伸びる。
だが、男達はそれ以上動かない。
正確には動けないのだ。
腕と首に何かが巻き付き、圧迫しているのだ。
何が起こっているのか理解できない彼らの視界に、照明に照らされ、何か細い物が見えた。
それはまるで銀色のワイヤーのようなもので、それはそれまで黙ってエレンの後ろに立っていた男へとつながっている。