ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
これからもっともっと仲良くなれるといいなぁ。





「なっちゃん、嬉しそうだね」





蓮はそう言って私の顔を嬉しそうに見ていた。





「そうかな?そういえば、電話の会話を聞かれて、彼氏?って聞かれちゃったよ」





蓮が私の彼氏だなんて想像つかないや。





むしろ、母と子供って感じだよね。





「そっか。面白い子だね、その子」





蓮はそう言って小さく笑い声をあげていた。





「だよね。蓮は友達できた?」


「ううん」


「そっか。ま、蓮なら大丈夫だよ」





そう言って私は蓮を元気づけるようにニシシと笑顔を浮かべた。





蓮は人懐っこいとこあるし、なんやかんや周りにいつも誰かいるし、人を惹きつける魅力があるもんね。
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