ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
「えっ嘘…!もうこんな時間…ごめん、すぐご飯作るね」


「じゃあ、僕リビングで待ってるね」





蓮はそう言って私の部屋を出て行った。





あ~もうっばかばか!


こんな時間になるまで寝るなんて!





急いでご飯作らないと。





あ、その前に制服をハンガーにかけないと。





私は急いで部屋着へと着替えると、部屋を出た。





そして台所へ立ち、エプロンを着け、急いで取り掛かった。





隣の部屋で蓮は、テレビを見ているようだった。





蓮に起こされるのってそういえば、なんか不思議だったなぁ。





いつもは私が蓮を起こす側だもんね。
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