××したいくらい、好き。

「まったく、さすが変わり者はちがうな」


はははっと笑っている先生。

…って、はははじゃないですよ助けてくださいよ先生……っ!!!


ぶわあっと、石化したはずなのにどこからともなく(?)涙が出てきた私。
そんな私を見た海音君は。


「そんなに喜んでくれるなんて」

「……え…」

「望むなら、僕の心臓を捧げるよ」

「ぅええっ!?」

「海音―、口説くのはその辺にしておけよ!! じゃあHR始めるぞー」


私の二列前の席に座っているなっちゃんが、笑っているのだろう……肩をふるわせているのがわかった。

先生……席順についてはスルーなんですか……!!


私…

私……!!


このクラスでこれから生きていける気が、全力でしません………っ!!!!




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