MAYBE TOMORROW
「そんなにイヤ?」

「うん。ゼッタイヤ!」

「兄妹なのに?」

「オニイチャンだけはイヤ!」

お兄ちゃんは笑いが止まらなくなった。泣いてるみたい。
涙が出てるようだ。

「わかった。じゃあ、カセットにいれてきてあげるよ。デッキはある?」

「うん。持ってる」

「じゃあ、そうしようね」

「うん。ありがと」

わたしはまちがいなく天に昇っていた。
そこでお兄ちゃんが腕時計をちらっと見た。
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