S級イケメン王子に、甘々に溺愛されています。


「僕は今日、キミに圧倒的勝利したことがある」


「は?」



眉根を寄せる椿の隣で私も首を傾げた。



「それは、明里くんとたこ焼きを食べたことだ!どうだ……!?さぞ羨ましいだろう?」



この人はほんっとになにベラベラと話してるんだ……。


椿を挑発するようなことはやめてほしい!



「へぇ」


ほ、ほら……。

また目が笑ってない冷たい笑顔になってるじゃん。



「うむ。いい顔だ。星ノ宮、今夜は嫉妬に震えて眠るがいい」



最後の最後になにいってんだ。



「蒼ノ月、お前可愛いな?」


「…………か、可愛い、だとっ?」



椿のその発言に私も蒼ノ月様と同じようにポカンと口を開けた。

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