S級イケメン王子に、甘々に溺愛されています。


「称号や評価のことであなたの頭はいっぱいかしらぁ?」


「も、もちろんそれもあります」


「星ノ宮くんからアドバイスをもらったりはしないのぉ?彼、幼なじみなんでしょ?」


「それなら、もう十分すぎるくらい教えてもらってます……」



椿や、それから火神さんや戸澤くんにも支えてもらっている部分もある。



「さっすが星ノ宮くんねぇ!創立史上初の称号獲得者、伝説とされるあの方のご子息だわぁん!」



ん……?

創立史上初?

伝説とされるあの方……?



「ま、まさか……初めて青薔薇で称号をとったっていうのは……」


「あんらぁ、知らないの?星ノ宮くんのお父様よ?」


は?



「えーーーー!?」



ちょっと待って……!?


人のことをオモチャだのハエだの言うあのラスボスが伝説の人…………?


なにかの間違いでは?

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