ワケありルームシェア
緋山君の髪は思っていたよりも柔らかくて触っていて気持ちよかった。

_______________あれ、怖くない…。

人に触ってるのに怖くない。
「ひ、緋山君!私、進歩したよ!」
「………ん。」
握手も出来て、髪を乾かせるようになって…。
「緋山君、ありがとね。」
「別に…………。」
「ごめんね、眠たいよね。すぐ乾かすね。」
「………気持ちいいからこれからもやっていいよ。」
「えっ!?」
思わず手が止まる。緋山君は寝ぼけているのだろうか。
「………嫌ならいいけど。」
「ううん!やりたい!」
「じゃあ、お願い。」
明日になったら忘れてたり気が乗らなかったりしないよね…。
緋山君の髪の毛ふわふわだから触れるってなんか嬉しいな。

乾かし終わったら緋山君は自室に戻っていった。きっと寝るんだろう。
「よし、私も片付けして寝ようかな。」

ルームシェア9日目、終了。
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