ワケありルームシェア
「ほぉら、螢の大好きな澄様が来てやったぞ。」
「どうでもいいから、どうにかして。」
「いらっしゃい、澄君。お茶入れるね。」
「うぉ!澪月、起き上がっていいのかよ。」
「哀川さん、座ってて。」
そして、哀川さんの代わりにお茶を入れに行く。なんで僕が澄のためにお茶を入れなくちゃいけないのかは置いといて………。

「で、俺は何したらいいんだ?」
「看病って何やるの?」
「そこからか…………。」
しょうがないでしょ。やったことないんだし。
「とりあえず、何度だったんだ?」
「何が?」
「熱出たんだろ?測ったんじゃないのか?」
「いや、測ってないけど。触った感じ熱かったし。」
普通測るもんなの?
「はぁ、まぁいいか。澪月にも色々事情はあるんだろ?」
「……………ストーカー。」
「人聞き悪いなぁ。ま、否定はしないけど。じゃあ、螢は澪月見ててくれ。俺がお粥作ってやるよ。」
「分かった、お願い。」
「澪月、勝手にキッチンいじってもいいか?」
「うん、大丈夫だよ。ありがとう。」
そして、澄はキッチンへ向かった。
きっと澄のことだ。どこに何があるのかとかはすぐ覚えるだろう。そして今度から来た時に絶対勝手に使うような気がする。
まぁ、今日は緊急事態だからしょうがない。


哀川さんが元気ないのはなんか嫌だ。

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