ワケありルームシェア
「ほらよっと、簡単なものしか作れなかったけどな。」
差し出されたおわんの中にはちゃんとしたお粥。簡単なものって言ったからもっと簡素なものかと思ったけど全然そんなこと無かった。どちらかと言うとテレビで見たことがあるものよりも美味しそうだった。
「こんなもの作れるんだね。」
「すげぇだろ。」
「うん。」
本当にそう思った。澄がよく弟の面倒を見ていることは知ってたけどこんなことが出来るなんて知らなかった。
だから素直に褒めておく。
「本当にすごいんじゃない。」
「そうだ………はぁっ!?け、螢が俺を褒めた!」
「は?」
僕達がこんなことしている間にも哀川さんはお粥を食べていた。
「美味しいよ。2人ともありがと。」
ふにゃ、と笑う。
あの時、夕焼け空と一緒に見た笑顔と一緒。
目が離せなくなる笑顔。
「…っ、どういたしまして。」
「澪月のお陰で螢が俺を褒めてくれたから、全然OK。」
差し出されたおわんの中にはちゃんとしたお粥。簡単なものって言ったからもっと簡素なものかと思ったけど全然そんなこと無かった。どちらかと言うとテレビで見たことがあるものよりも美味しそうだった。
「こんなもの作れるんだね。」
「すげぇだろ。」
「うん。」
本当にそう思った。澄がよく弟の面倒を見ていることは知ってたけどこんなことが出来るなんて知らなかった。
だから素直に褒めておく。
「本当にすごいんじゃない。」
「そうだ………はぁっ!?け、螢が俺を褒めた!」
「は?」
僕達がこんなことしている間にも哀川さんはお粥を食べていた。
「美味しいよ。2人ともありがと。」
ふにゃ、と笑う。
あの時、夕焼け空と一緒に見た笑顔と一緒。
目が離せなくなる笑顔。
「…っ、どういたしまして。」
「澪月のお陰で螢が俺を褒めてくれたから、全然OK。」