無気力王子とじれ甘同居。


道で聞き覚えのない声に突然名前を呼ばれるという状況に驚いて、顔を上げる。


「うわっ、やっぱり西村じゃん!元気か?」


……え

……誰。


目の前には茶髪でガタイのいい男の人がキラキラした目でこちらを見ていた。


茶髪の人の後ろには3人男の人がいる。


え、何これ…。


ナンパ?


いや、私の名前呼んだしな…。


知り合いにこんな人いないけど…。



「えっと…どちら様でしょうか…」


若干怯えながらそう聞く。


「…えー!まじか!覚えてない?小中一緒だったんだけど!まぁ、俺中1の夏に転校したからな…でもほら、小学生の頃はよく遊んだじゃん。俺だよ、高杉!」



え…高杉 …高杉…。


んー…。



「あっ!!!!」



思い出した!



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