無気力王子とじれ甘同居。
「…え!嘘、あのチビで泣き虫だった高杉?!」
「おい、まぁそうだったけど。思い出した?」
いやいやいや、私の思い出の人と別人なんですけど…。
高杉ってもっとヒョロくて小3の頃なんて授業中おしっこ漏らして泣いてたじゃんかー。
今ここにいるのがあの高杉なんて…。
「…変わったね」
「まぁなー。西村はあんまり変わってないな」
「…え〜それどうなの?褒めてるの?」
「褒めてるつもりだけど?変わってないけど、すげー可愛くなった」
っ?!
はぁぁぁ?!
自分の顔が熱を持つのがわかる。
いや、そんなサラッと可愛くなったとか言っちゃう?!
高杉そんなチャラ男になったの?!
高杉の後ろにいる男たちは、高杉を冷やかすようにニヤニヤと笑っている。
「西村、1人なの?」
「…え、あぁ…うん」
さすがに、付き合ってもないクラスメイトと同居してるのだがそいつとケンカして家を出てきたなんて言えない。