エリート上司の過保護な独占愛
そのことを想像してしまい、ブルッと身体が震えた。まさかそんなこととは知らずに、成功することしか考えていなかった自分の浅はかさを知る。
「あら、別に失敗を前提に話しをしているわけじゃないのに、そんな顔しないで。では質問です。この企画を成功させるにはどうしたらいいですか?」
「それは……ここまで順調に進んできました。だから今のメンバーで頑張ればきっと――当社の品質、ユニヴェールの販売力、そして何よりも桧山さんのネームバリューがあればきっと成功します」
思わず力が入ってしまう紗衣に、みどりが冷たい笑みを浮かべる。
「そう、私のネームバリューも必要よね?」
「……はい」
持って回った言い方に違和感を覚える。
「そう、この企画には私が必要。だけど、もし私が契約書に印鑑を押さないって言ったらどうする?」
「えっ! どうして、そんな。あんなに色々と案を出してくださってたじゃないですかっ!?」
突然の話に驚いて、声が大きくなる。周りの客、数人がこちらを見ているが紗衣はそれさえも気がついていない。
「あら、別に失敗を前提に話しをしているわけじゃないのに、そんな顔しないで。では質問です。この企画を成功させるにはどうしたらいいですか?」
「それは……ここまで順調に進んできました。だから今のメンバーで頑張ればきっと――当社の品質、ユニヴェールの販売力、そして何よりも桧山さんのネームバリューがあればきっと成功します」
思わず力が入ってしまう紗衣に、みどりが冷たい笑みを浮かべる。
「そう、私のネームバリューも必要よね?」
「……はい」
持って回った言い方に違和感を覚える。
「そう、この企画には私が必要。だけど、もし私が契約書に印鑑を押さないって言ったらどうする?」
「えっ! どうして、そんな。あんなに色々と案を出してくださってたじゃないですかっ!?」
突然の話に驚いて、声が大きくなる。周りの客、数人がこちらを見ているが紗衣はそれさえも気がついていない。