最低男子
「私、幸せだよ。陸」
そう言って…陸に思いっきり抱き着くと、受け止めきれず、倒れてしまった陸。
「誘ってんの?」
と、
エロ男がエロそうに言った。
今なら…と、思うけど…冷静になるとここは実家だからやめとこう。
『私を受け止めてよ。』
と、
陸に言うと…
「支えきれなかった。重くて」って…
女の子には決して言ってはいけない事を軽々と口にした陸。
『うるさい!』
「本気にした紗菜、馬鹿。」
と、
喧嘩をしているようで、ふざけあっていると、突然膝枕をしてきた陸。
甘えん坊の陸が可愛すぎた。
それに、前とのギャップがありすぎて…キュンキュンが止まらなかった。