最低男子





「私、幸せだよ。陸」




そう言って…陸に思いっきり抱き着くと、受け止めきれず、倒れてしまった陸。




「誘ってんの?」



と、

エロ男がエロそうに言った。







今なら…と、思うけど…冷静になるとここは実家だからやめとこう。






『私を受け止めてよ。』

と、

陸に言うと…


「支えきれなかった。重くて」って…







女の子には決して言ってはいけない事を軽々と口にした陸。






『うるさい!』

「本気にした紗菜、馬鹿。」



と、

喧嘩をしているようで、ふざけあっていると、突然膝枕をしてきた陸。





甘えん坊の陸が可愛すぎた。

それに、前とのギャップがありすぎて…キュンキュンが止まらなかった。





< 189 / 370 >

この作品をシェア

pagetop