【続】清華魔法学園〜未来選択編〜
「ま、まっさかそんなことする訳ないですよぉ……。こ、ここにもたまたま迷って来ているだけですし……」
「迷うってどうやったら女子生徒の紗久ちゃんが男子寮で迷えるのかな?」
何とか誤魔化そうとタジタジになりながらも言葉を発せれば、王子様スマイル瑞希先生にバッサリと正論で切られてしまった。
うぅ、欺けないっ。
「悠くんが心配で来たんだね?」
私の様子を見て困ったように瑞希先生が微笑む。
「………はい」
そんな瑞希先生に対してもう誤魔化しようがないと判断し、しゅんと肩を落とし私は正直に答える。
でも諦めた訳ではない。
…………どうやって悠の部屋まで行こう。