【続】清華魔法学園〜未来選択編〜
「例え今僕が紗久ちゃんを強制的に止めても、紗久ちゃんは絶対に諦めないよね、あの人と同じで」
私の様子を見てなのか、この後の展開もお見通しなようで瑞希先生は困ったように、そして何かを懐かしむように薄く笑う。
何を懐かしんでいるのか全くわからないが、そんなことより思考を全て読み取られていることの方に私の気は行ってしまっていた。
うぅ、ジッエンド。
騙すことも、強行突破も極めて困難。
…………まずい、早くこの解熱剤を悠に渡したいのに突破口が見い出せない。
「こ、この際だからはっきり言います!!瑞希先生の言う通り、私は諦めません!!私は悠に会いたいんです!!」
私はない頭で考えることをやめた。
強気な瞳で瑞希先生を真っ直ぐ見つめ、主張する。
強行突破!!