【続】清華魔法学園〜未来選択編〜
「僕はこの学園の先生であり、生徒を守る義務がある。本来なら特に魔力の強い紗久ちゃんを悠くんに会わせる訳にはいかないんだけれど………」
瑞希先生の美しい顔が困った表情から呆れた表情に変化していく。
そして……
「火よ、ウイルスから他の者を守れ」
次には私に向けて詠唱を唱えていた。
「…………!!」
ボウッ
瑞希先生の詠唱により、赤い優しい炎が私の周りに現れたかと思うと、溶けるようにゆっくりと私の中へ消えていく。
「こ、これは……」
「マスクみたいなものだよ。マクスよりかは全然強力だけど、これで濃厚な接触さえしない限り、感染することはないだろう」
呆気に取られている私に瑞希先生が優しく微笑む。