【続】清華魔法学園〜未来選択編〜
「側にいる。離れたりなんて絶対にしない。いや、悠がどんなに嫌がっても私は悠の側にい続ける。だから大丈夫だよ」
幼い子どもをあやす様に優しく優しく悠に触れ、優しく優しく声をかける。
「………うん」
そしてやっと納得したようで、弱りきった、でも安心感でいっぱいの声が私に答え、腕の力を弱めた。
よし、これで薬を飲ますことができる!!
わずかにできた隙間から何とか悠から逃れ、体を起こすとポケットから解熱剤を取り出す。
「さ、悠。これを飲んで?これを飲んだら熱なんてすぐに下がるから」
「…………いいけど、もちろん口移しだよね?」
「は、はい?」
悠の態度に先ほどとは違う意味で困惑する。
ままま、待って。
くくくくく、口移し?
それってマウストゥマスウだよね。